米国スター35名から日本へのメッセージ
2011.05.09
ハリウッドでも活動する俳優・渡辺謙の声がけにより、総勢35名のアメリカで活躍するセレブたち(俳優、監督、ミュージシャン、アーティスト、スポーツ選手等)が日本の東日本大震災における復興支援のために、メッセージを発信してくれました。
このメッセージ動画は、渡辺謙が発信している2つのWebサイト、日本でのメッセージサイト「kizuna311」と、海外での復興支援呼びかけサイト「UNITE FOR JAPAN」にて公開しています。
3月11日、日本で震災が発生した直後、渡辺謙の元には、レオナルド・ディカプリオ氏など、海外の映画界の友人たちからは、日本を心配し気遣うメールが多数寄せられました。
そうした中で、海外の著名人にも参加してもらう映像を制作し、世界にメッセージを発信しようと考え、渡辺謙が、まず近い友人である、レオナルド・ディカプリオ氏やクリント・イーストウッド氏らに声をかけたことからスタートしました。
現地での調整、そして制作・撮影は、渡辺謙のLA在住のスタッフが担当。
大物スターばかりなので、米国のエージェントにきちんと話を通すという段取りで、時間もかかって、当初はかなり交渉がたいへんでした。
しかし、レオナルド・ディカプリオ氏、ジョニー・デップ氏らが協力を表明してくれたことで、その後、一気に賛同者が増えていきました。
撮影は、LAスタッフが撮影したものがほとんどですが、一部、俳優側がご自身のスタッフで撮影し、動画を送ってくれたものもあります。
手にしているメッセージは、英語の部分は、出演されている方の自筆です。(日本語訳は、一部を除き、日本人スタッフが記入しています。)
【エピソード】
*レオナルド・ディカプリオ氏は、早々に参加を快諾。一度、動画を自身で撮影し、それを組み合わせた編集映像を見せたところ、「もう一度撮り直したい」と言い、再度映像を撮り直し送ってくれたものが完成版に収録されているものです。
*キャメロン・ディアス氏は、日本に友人がたくさんいるからとても心配だとのことで、手書きメッセージを3つ書いて、こちらの日本人スタッフに一番伝わるものを選んで欲しい、と言い撮影しました。
*マット・デイモン氏は、コンセプトを伝えたところ「絶対にやりたい」という意志を頂き、映画の撮影現場へスタッフが伺い、撮影の合間の休憩時間を割いて参加してくれました。
*ハワイで活動するウクレレ奏者のジェイク・シマブクロ氏は、このコンセプトを打診したところ共感し、すぐにスタジオに入って「Amazing Grace」をレコーディング。この映像にその楽曲を提供しました。その後(5月3日から)、この楽曲をiTunesでも配信販売しており、収益をチャリティーとされています。